第三者委員会

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こんにちは! 年金専門社労士:高路(こうろ)瑞穂です。

風邪の方もだいぶましになりました(笑)

後もう少しでしょうか。。

皆さんもお気をつけくださいね~

皆さんもよくご存知だと思います。

年金記録問題解決のため設置されました、第三者委員会。

社会保険庁が管理している年金記録に対して納得できない場合は申し立てることになっています。

申し立てが認められれば、年金記録が訂正されます。

国民年金の保険料を納めたはずなのに、納付記録がないケースや、確かに勤めていたはずなのに、厚生年金の加入記録がないケースなど、その方によって様々です。

以前、社会保険事務所で相談員をしていた時、Oさんという方がご相談に来られました。

自営業の方で、ご夫婦の分の国民年金保険料をずっと納めてこられました。

しかし、記録がありません。未納になっているというのです。

まず、社会保険事務所で加入記録の照会をします。

それでもやはり、どうしても記録が見つからない場合に、第三者委員会に申し立てをします。

今日のポイントはここです。

ステップが必要でして、例えばねんきん特別便などを見て、記録がないからすぐに第三者委員会に申し立てというわけにはいかないんです。

照会をして、それでもどうしても社会保険庁が管理している記録がないことが確認されてから、第三者委員会へ申し立てという流れになります。

相談者のOさんの場合、出入りしていた職人さんに国民年金を納めるようにずっとおっしゃっていて、実際その職人さんには国民年金の納付記録があります。

でも、同じ時期、Oさんには記録がないんです。

記録照会で何度も社会保険事務所に来られました。ずっと私が担当させていただいてました。

結果がでるまでかなり時間がかかりました。

やはり記録がないことが確認されてから、第三者委員会に申し立てをされました。もちろん、その職人さんの納付記録も添えています。

私がこの3月で相談員をやめましたので、結果はわかりません。ひょっとすると、まだ第三者委員会でも始まっていないかもしれませんね。

とても気になる方です。申し立てが認められればいいんですが。。

26日年金教室
を開きます。よければご参加くださいね。

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illustrated by AkihisaSawada


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