こんにちは! 年金専門社労士:高路(こうろ)瑞穂です。
いよいよ12月がスタートしましたね~
来年スタートダッシュのためにも今月は大切ですよね。がんばりましょう
さて、先日年金を受けておられる男性からご相談がありました。
「戦後すぐの厚生年金の記録が見つかってやっと振り込まれました。ところが、その後、なぜか1回の振込みで10万円も減っています。社会保険事務所で相談したところ、市役所に行ってくださいといわれました。なぜこんなに減ったんですか?」とのことです。
実際に通帳も見せていただきました。確かにかなりの金額が振り込まれています。おそらく、まず5年前に遡って差額が支払われたんだと思われます。
なのに、その後の振込みは10万円も減っています。なぜ???
その男性は大正生まれの方です。後期高齢者医療の方なんですよね。保険料を計算する時に、収入が年金の差額分増えたので、保険料が大幅にアップしたようです。
増えた分は5年間の収入であり、決して今年1年間のものではありません。今年の保険料が一気に上がったらたまりませんね。
ですので、市役所の後期高齢者医療の窓口でご相談されることをおすすめしました。
その後、後期高齢者医療の保険料は下がったそうです。
それにしても、2か月分が10万円ということは、1ヶ月5万円もかかるということですよね。後期高齢者医療の保険料がそんなに高いものだとは思いませんでした。
年金記録が見つかって、差額が振り込まれても、喜んでばかりはいられませんね。収入が増えれば、所得税、住民税、国民健康保険料など、色々な所に影響が出ます。
追ってその年度ごとの年金額の計算書は届くはずですが。。
では、また☆
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