年金相談で解決できそうにないこと

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先日、ある方からご家族の障害年金の請求についてご相談がありました。
初診日や納付要件などのご説明をさせていただきました。

ご相談に来られた方ご自身は老齢厚生年金を受給しておられます。
いつしか老齢年金にお話が移っていきました。

その方は年金制度にとても不満をお持ちでした。

・就職した頃は55歳定年で60歳から年金を満額もらえると思っていたのに、実際には60歳では一部しかもらえず、約束が違う。

・自分より一世代前の人はかなりの金額をもらっている。我々ばかり(団塊の世代)がなぜ下げられるのか。

・生活保護を受けている人の方が年金額より多いのはおかしい。年金を真面目に納めるのが馬鹿らしくなる。

一部誤解はあるにせよ、おっしゃることはどれも決して間違っているとは思いません。
誤解を解こうといろいろとご説明しましたが、納得していただけませんでした。

年金制度そのものは法律で決まっており、一社労士の私にはどうすることもできません。

民主党政権になり、いよいよ新しい年金制度の骨格を決めていくようです。
この社会で生きている我々ひとりひとりが幸せを感じられるような制度にしていただきたいと切に思います。

では、また☆



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コメント

    • 迅速ちゃりんこ行政書士
    • 2010年 3月10日

    1. 無題
    私も相談会などで、現状の制度に対しての不満を言われることがよくあります。法律家として制度の趣旨や利点・欠点などを説明しても納得いただけない方もたくさんいらっしゃいます。われわれ現場の人間がそういった意見を吸上げ、上に伝える役割をしていければと思うのですが・・・。
    なかなか思うようにはいかないですね。
    http://ameblo.jp/chobi-chiro/

    • 年金専門社労士:高路瑞穂
    • 2010年 3月10日

    2. ありがとうございます
    >迅速ちゃりんこ行政書士さん

    コメントありがとうございましたm(__)m

    やはり同じようなご経験をされているんですね。

    現場の声を伝えていきたいですね~

    がんばります!
    http://ameblo.jp/kouromizuho/

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