厚生年金に夫婦とも20年以上加入していても配偶者加給金が加算されるとき

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こんにちは! 年金専門社労士:高路(こうろ)瑞穂です。

厚生年金に20年以上加入していると、配偶者加給金が加算されるお
話をしましたね。

しかし、夫婦ともに厚生年金に20年以上加入していて老齢厚生年金を受給していると、加算されません。

実はこれにも例外があります。

在職老齢年金といって、厚生年金に加入しながら、老齢厚生年金を受給すると、年金がカットされる制度があります。

65歳未満であれば、年金とお給料とボーナスを足して1ヶ月あたり28万円を超えると、超えた半分が年金からカットされますね。

ということは、お給料やボーナスが高い方は年金が全額カットされてしまいます。

しかし、全額カットされると、逆に厚生年金に20年以上加入していて老齢厚生年金を受給している配偶者に「配偶者加給金」が加算されるのです!

これは、お互いに老齢厚生年金の場合、自動的にやってくれますので、特に届出は必要ありません。

年金には本当にいろいろと例外がありますね。

では、また☆

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コメント

    • いな穂@アラフォーFP
    • 2009年 11月1日

    1. 相方が基本手当受給中で…
    特老厚が全停なら、加給年金が加算されますよね。
    (↑を翻訳)相方が雇用保険の失業等給付(基本手当)をもらっている間は、特別支給の老齢厚生年金が全額停止になるので…配偶者加給年金を受け取ることができますよね。
    http://ameblo.jp/fp-minoru/

    • 年金専門社労士:高路瑞穂
    • 2009年 11月1日

    2. その通りです
    >いな穂@アラフォーFPさん

    いつも貴重なご意見ありがとうございますm(__)m

    おっしゃる通りです(^-^)
    http://ameblo.jp/kouromizuho/

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