こんにちは! 年金専門社労士:高路(こうろ)瑞穂です。
今日も先日の無料相談でのご相談を取り上げます。
Q:老齢年金の請求の時期が来ました。書類も送られてきましたが、説明を読んでもどんな書類を用意したらいいのか、よくわかりません。教えてください。
A:そうですか。社会保険庁からA4の緑色の封筒が届いたんですね? わかりました。
お勤めが1年以上ありますね? 20年以上お勤めはないですか? 最近、パートとかされてませんか? 配偶者の方はいらっしゃいますか? ご主人はサラリーマンを20年以上されてますか? 奥様が公務員とか学校の先生をされてたことはないですか?
封筒が届いたということは、受給資格を満たしている方です。
お勤めが1年以上あれば、60歳から老齢厚生年金が受けられます。
配偶者の方がいらして、20年以上お勤めだと、配偶者加給金と振替加算が考えられます。
相談者のご主人は20年以上お勤めで、現在も勤めているので、年金を受け取っていないとのことでした。
相談者自身はお勤めが20年ありません。
ということは、ご主人の方が年上で、ご主人に配偶者加給金がつき、奥様が65歳から振替加算になります。
相談者は公務員や学校の先生の経験はないそうです。
ここまでお聞きすると、必要な書類がわかります。
・ご夫婦の年金手帳
・戸籍謄本
・世帯全員の住民票
・奥様の所得証明
・奥様の預金通帳
・ご主人の年金証書(あれば)
もしも、お勤めをやめられてから7年未満であれば、雇用保険被保険者証が必要になりますが、この方は該当しませんでした。
皆さんもどんな書類が必要が聞いてみたい方はご遠慮なくメッセージ等お寄せくださいね。
お待ちしています。
では、また☆
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