おはようございます。年金☆マスターの高路瑞穂です。
お盆休みを迎えて高速道路が混んでいるようです。
安全運転を心がけてくださいね。
年金☆マスターといいながら、
最近年金の記事が少なかったですね(笑)
というわけで、今日は「知って安心!年金基礎講座」です。
国民年金の保険料は平成21年度は1ヵ月あたり14,660円です。
性別・年齢・収入などに関わらず一律です。
そこで保険料を納めるのが困難な人のために「免除」という制度があります。
免除を申請する本人、配偶者、世帯主、
それぞれの前年(前々年)の所得が基準以下である必要があります。
なぜ本人だけでなく、
配偶者、世帯主の所得が関係してくるのでしょうか?
それは国民年金の保険料を納めるのに、
配偶者、世帯主には連帯責任があるからなんです。
つまり、本人が例えば失業して払えないのであれば、
代わりに配偶者、世帯主が払なければならないのです。
免除の種類によっては、
本人だけ(学生納付特例)、
あるいは本人と配偶者のみ(若年者納付猶予)が対象になるものもあります。
そして、所得を把握しているのは、
住んでいる市役所等であることも前提として覚えておいてくださいね。
ここでタイトルのような場合はどうなるか考えてみましょう。
1.夫婦が別居している場合
戸籍上は夫婦であるが、
別居していて住民票も当然分けている場合、
申請者の住んでる市では配偶者の前年の所得がわかりません。
この場合は、
別居している配偶者が住んでる市役所等で「所得証明書」を取って提出してください。
2.離婚した場合
離婚した後もしばらく同居するケースがあります。
この場合、配偶者でなくなっても、
世帯主が離婚した前夫のままであり、
その世帯主の所得が多ければ、
免除が却下される恐れがあります。
離婚し、完全に別居し、住民票上も1人になって、
つまり本人が世帯主になってから免除の申請をなさってください。
おそらく全額免除が認められるでしょう。
これはレアケースです。
教科書には載っていません(笑)
しかしこれから増えてくるでしょう。
ちょっと頭の片隅に置いておいてくださいね。
社会保険労務士試験の受験生の方は、
試験が終わってから覚えてくださいね~
混乱してはいけませんから。
何かご質問がある方はご遠慮なくどうぞ~!!
お待ちしています。
では、また☆
1. 年金って
本当に複雑で難しいですね。
キャリア支援するにあたり、
ファイナンシャルプランの基本知識も必要と感じ、
ファイナンシャルプランナーAFPの勉強をした時、
痛感しました。
でも、いろんな人生のシーンで、
知ってるのと、知らないのとでは大きく違ってきますね。
とりわけ、今回のテーマのような人生の転機の時を取り上げて
こうして解説していただくと、いいなぁ~と思いました(^.^)
これからも、楽しみにしています♪
http://ameblo.jp/nori-happycareer/
2. Re:年金って
>キャリア・コンサルタントのり~Happyキャリア&ライフ~さん
コメント、ありがとうございました!
確かに、年金って複雑ですね。
それをどうわかりやすくお伝えしていくかをこのブログのテーマにしています。
のりさんの暖かいコメントに感激しました☆
これからもがんばりますね~
http://ameblo.jp/kouromizuho/
3. 世帯主は
戸籍の世帯主と思っていたけど住民票を基本に考えるのですね~
http://ameblo.jp/kouromizuho/
4. 住民票ですね
>律子さん
コメントありがとうございましたm(__)m
戸籍では筆頭者といいます。
免除申請では住民票の世帯主が関係してきますよ。
http://ameblo.jp/kouromizuho/