こんにちは! 年金専門社労士:高路(こうろ)瑞穂です。
今日は早速「年金タローくん」に登場してもらいます(笑)
あなたに代わって年金に関する質問をしてくれます。
それに私が答えていきます。
あなたも何か聞きたいことがあれば、ぜひ、このコメント欄から年金タローくんを呼んでくださいね。
年金タローくんがなにやら浮かぬ顔でやってきましたよ。
社労士高路「どうしたんですか?」
年金タローくん「先生、実は友達のお父さんが年金をもらっているだけど、このハガキにどう書いていいかわからないんだって。どうすればいいの?」
社労士高路「ハガキってどんなハガキか見せてください。なるほど。扶養親族等申告書ですね。手引きがついてたと思うけど、どこがわからないのかな?」
年金タローくん「うん。友達は今日が誕生日で22歳になったんだ。弟は高校3年生なんだけど、お父さん曰く、友達はもう特定扶養親族じゃなくなるから、友達の分だけ書けばいいのかな? って言ってるらしい。どういうことなのか、さっぱりわからないや
」
社労士高路「お友達は今日が誕生日なんですね。おめでとう!! わかりました。じゃあ、説明しますね」
扶養親族等申告書では、来年22年の老齢年金にかかる所得税の計算をするため、控除の対象になる親族を申告します。
扶養親族には「特定」と「老人」とどちらでもない親族がいます。
特定扶養親族とは、昭和63年1月2日から平成7年1月1日までに生まれた方をいいます。
年金タローくんのお友達は昭和62年11月6日生まれですから、特定扶養親族に該当しません。
今回から変更になります。
扶養親族等申告書には変更になった親族だけでなく、対象になるすべての親族を書いてくださいね。
書いていないと、控除対象になる配偶者や親族がいないとして所得税が計算されてしまいますよ。
注意してくださいね。
社労士高路「タローくん、どうかしら? わかってもらえたかな? お友達に伝えてね」
年金タローくん「先生、ありがとう! 早速友達に言っておくよ。じゃあね」
どうでしょうか? 皆さんもおわかりいただけましたでしょうか?
ご遠慮なくコメントしてくださいね~
では、また☆
1. 扶養親族等申告書
もう、そんな時期がやってきたのですね。
老齢年金は「公的年金等控除」の枠が大きいから、扶養親族等申告書を出す人は少数派では無いでしょうか?
「俺は一人もんだ」と言う方でも、基礎控除があるので、提出が必要なんですけどね…(;^_^A。
http://ameblo.jp/fp-minoru/
2. もしそういう方が
>いな穂@アラフォーFPさん
いらっしゃったら、ぜひ提出するように勧めてくださいね~(^-^)
http://ameblo.jp/kouromizuho/