こんにちは! 年金専門社労士:高路(こうろ)瑞穂です。
会社によっては、厚生年金だけでなく、厚生年金基金に加入する場合があります。
基金があるところの方が年金の受取額が増えますから、有利ですね。
厚生年金基金を10年未満で辞めた場合や解散した基金の加入者の記録は、企業年金連合会に引き継がれています。
(基金によっては、15年未満のところもあります)
この企業年金連合会に引き継がれていると、25年以上という老齢厚生年金のような受給資格は関係ありません。
たとえ1ヶ月でも加入していれば、60歳から受け取れます!!
さらに、障害年金や遺族年金を受けていても、受け取れます。
(連合会に引き継がれていない基金によっては、規約によって受け取れない場合があります)
こんなに有利なんですが、住所変更などを届けていないなどの理由により、ご本人にその情報が伝わっていないことがあるようです。
詳しくは企業年金連合会のサイトを参照してくださいね。 こちらです
まだ60歳になっていない方も、ねんきん定期便などを見て、ご自分が基金に加入している(10年未満)ことが確認できたら、住所変更等がある度に企業年金連合会に届けを出すようにしておきましょう。
せっかくの年金が受け取れないことのないように。
自分の年金は自分で守りましょう!
では、また☆
この記事へのコメントはありません。