先週の改正法令研修で日本年金機構三宮年金事務所からお客様相談室の室長が来られてご講義をされました。
社会保険庁時代は、「総合相談室」といってましたが、(私も年金相談員でしたので、総合相談室に所属していました)機構に変わり、名称が変わったんですね。
時の流れを感じます。
以前にこのブログでも年金受給者の方にお知らせは届いていますか?
と書きましたが、正式な名称は「厚生年金加入記録のお知らせ」というそうです。
年金事務所の方はねんきん受給者便とおっしゃってました。
被保険者加入記録と標準報酬月額が送られてきます。
遺族年金を受給されている方には、亡くなった方の被保険者加入記録と標準報酬月額が送られてきます。
平成21年12月下旬から送付を開始し、平成22年2月の終わりごろから発送が本格化される予定です。
住所に不備があると返戻されます。
再発行につきましては、平成22年6月頃からできるのではないか、というお話でした。
今回の受給者便は、年金受給者で、厚生年金や船員保険にかつて加入していた方に、年齢の高い順から送られてきます。
また、60歳以上でまだ年金を請求していないが、厚生年金や船員保険の被保険者記録がある方にも届きます。
現在年金を受給している方のうち、国民年金や厚生年金に加入している方には、ねんきん定期便が届きます。
ですので、ねんきん定期便が届いている方には、ねんきん受給者便は届きません。
ねんきん受給者便には標準報酬月額が載っていますが、それはねんきん定期便にも載っていますから。
ねんきん受給者便の封筒の色です。
封筒の色によって返送が必要かどうか判断して下さい。
緑色の封筒に白色の回答票が入っています
この場合は、もれや誤りがある場合だけ返送して下さい。
確認をして、特に何もなければ返送する必要はありません。
オレンジ色の封筒に緑色の回答票が入っています
この方の場合は、もれや誤りがある可能性があります
たとえもれや誤りがなかったとしても、必ず返送して下さいね。
では、また☆
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